言葉のキャッチボール

 

今年も、ぼちぼちと一対一のヨーガが始まっています。

 

一対一ですから、その方に合うように、ヨーガをお伝えします。

 

身体のことのみならず、対話によって、内面のキャッチボールをするのですが、

 

初めての時よりも、2回目、3回目と……回数を重ねていくにつれて、息が合ってくる感じがあります。

 

皆さんは、真摯にご自身と向き合われており、その姿は眩しいほどに美しいです。

 

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相手がいることで、自分への理解が深まることはあります。それは、お互いにです。

 

言葉のボールを渡して、受け取った時はピンと来ていなくても、次お会いした時に、いい球が返ってくることがあります。

 

私の方でも、今日投げた球が「的外れだったかな」とか、「ストレートすぎたかな」とか、お別れした後、自分の内側に残った感触を確かめている時があります。

 

私は、上手な投手じゃないかも知れません。でも、感情にまかせて球を投げたりすることはありません。下手かも知れないけれど、五感を使って、心を込めて、一球を投げているつもりです。(ちなみに、「あの球きつかったです」「よくわからない球でした」と言って頂いても全然大丈夫です)

 

次お会いした時、その後の感想をシェアし合いながら、共に大きな気づきを得て、最高のキャッチボールに発展することもあり、そんな時は、涙が出るほど嬉しいです。(というか、だいたい泣いています笑)

 

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ヨーガは100人いたら100通り。

 

言葉のキャッチボールも100人いたら100通り、なんですよね。

 

 

 

朝霧カタツムリ