見直しのとき

 

こちらのパキラさん、わが家に来たばかりの頃は背丈が30センチほど、付いている葉っぱはわずか二枚でした。

 

ずっとどこか弱々しく、どうにかして元気にならないものかと、付き合い方を模索してきました。

 

かまいすぎもほったらかしも良くないし、パキラさん自身の生きる力も信じたいところです。彼女との距離感をうまく計れるようになったのは、最近のことです。(多分、2年はかかっています)

 

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すべてにおいてそうであるように、自分だけの思いを通すことは無理がありますよね。愛も押し付けになると、愛ではなくなってしまいます。

 

他者とのやり取りの根底に「自身の整い」があるかないかで、感じ方も行動も方向性が変わります。

 

(パキラさんの様子を見る余裕がなかったり、元気がないのを知っていて後回しにするようであれば、私の内側が乱れている証拠です。私に心のゆとりがあって、ちょっとした変化に気づいて応えてあげられるようなら、彼女の生き生きとした反応に私の方でも満たされます)

 

ニンゲン関係も「いつもこうやってきたから間違うはずがない」という過信や、「是が非でもこうしておきたい」という我欲に走ってしまうと、関係性が崩れてしまったり、ものごとが残念な結果に終わってしまうものです。

 

いつも新たな気持ちで自分への問い掛けをすると、謙虚でいられたり、相手を尊重できたり、新しい気づきが生まれたり、私たちのたましいは成長へのプロセスを歩いていけます。

 

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新年が明けたからって、すべてがリセットされて、良くなると決まったわけではありません。大事なのは、常日頃から、見直しながらアップデートしていくこと。

 

ここのところ、「見直し」という言葉が私の中のテーマです。

 

自分が今まで「あたりまえ」と固定してしまったものを微調整する時期かなと、感じています。今年の見直しは地味でありながらも、あとに効いてくるような予感がしています。

 

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ヨーガをお伝えしていると、皆さんが纏っている「氣」を感じます。それによって、私がお伝えする内容や言葉かけは微細に変わります。皆さんが、ほんとうの自分に気づき、自分の真ん中を生きられますように。

 

アタマで想像するだけじゃ何にも始まりませんよ。

 

真剣に、そして楽しく取り組みましょう。「ごいっしょに!」

 

 

朝霧カタツムリ

 

 

(見直しにもってこいの内容です。気になった方はぜひご参加くださいね)