仲間として存在すること

 

またまた「秘密基地会議」に仲間の一人として参加してきました。

 

この会議のための「会議」もあるんですよ。イベントですからね(^-^)

 

そこには、もちろん主人公であるユースチームの皆さんもいて、すっかりオトナ脳の私は、コドモに帰るのがむずかしく、実はいつも反省しています笑

 

ほんまは、むっちゃコドモなところがあるくせに、出せないヤツなんですねー。不器用さんなのです。

 

ユースチームの親団体・こどもサポート財団、おやカフェ、トーキョーコーヒーの主催者さん方は、コドモ心がよくわかるオトナたちで、いつもハッとさせてもらっています。

 

 

秘密基地会議に誘って下さったのは、明石市議会議員の黒田ともこさん。

 

私が子どものための居場所作りに興味を持っていることをご存知で、何かと気にかけて下さっています。

 

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ふたりの息子たちはもう巣立って、それぞれに自分の人生を歩いていますが、私も一人の母親であり、子育て中は大いに悩みを抱えていました。「愛」という名の押し付けをしたり、反抗の受け止め方がわからなかったり、親一年生まる出し状態でした。

 

決して褒められた子育てをしてこなかったように思うのです。

 

勿論話せるママ友もいたし、救われる時間もあったけれど、みんなそれぞれに必死だし、どこか孤独にならざるを得ないところもありました。

 

ママ友だけではなく、様々な繋がり方があるといいですよね。

 

オトナが楽になると、コドモたちも楽になるように思います。

 

 

 

今回のテーマは「秘密基地のイメージを部屋ごとに描き、最後に大きな家にする」というものでした。これ、私もやりたかった! 実はコドモの頃、よくやっていたんですよね。

 

しかーし、今回、私の役割は「オトナと優しい対話をする」ということでしたので、子どもたちが基地の図面や、具体的な構想を立てているそばで、何気ないおしゃべりを試みていきました。

 

 

 

自由な発想!どれもが素晴らしい!


 

保護者の方々と、お一人お一人言葉を交わしていくうちに、かつて自分がしでかした失敗談をシェアしていました。でも、それが皆さんが「ほっとする」ことに繋がったようでした。

 

私のことは「初めまして」で全然知らないけれど、この場にいるスタッフだからこそ、心をひらいてお話しやすかったのかも知れません。ご自身の胸の内を素直に話して下さって、ほんとうに嬉しかったです。

 

対話をしているうちに、私の方がかつてのことを思い出して、涙してしまうこともありました。「何で泣いているんでしょうかね~」と笑ったら、お相手もつられて涙して、カバンからハンカチを出していらっしゃったりと、なんとも言えない温かい交流ができたように感じています。

 

そして、「こういう場所があの頃あったなら、こころ救われただろうなあ」と思いました。

 

 

コドモたちはコドモたちで、すごくリラックスして、居心地の良さを感じているようでした。

 

「見守る」ことを決めて、椅子に座って、お子さんの様子を見つめているお母さん方、本当にすてきでした。

 

コドモもオトナも、こころが解き放たれる居場所であったと思います。

 

 

活動に賛同して、募金をして下さった方、チラシを貼らせて下さったお店などのお名前をもって、みんなで記念撮影です。

 

サポーターの皆さま、心を寄せて下さって、本当に有難うございます。

 

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今回はパピオス5階にあるぎょぎょ工作ルームをお借りし、ハロウィーン仕様にみんなで飾り付けをしました。

 

学生時代の文化祭を思い出して、結構楽しんでいましたし、一つのことをみんなで取り組むと、自然に仲良くなれるからいいですね。

 

オトナ脳の私がほぐれて、ユースのみなさんと前よりすこしお近づきになれたことが実は一番嬉しかったかも笑

 

ちょっとは仲間になれたのかなって。

 

実は不器用な私を、仲間として受け入れてくれたことに心からありがとうを込めて。

 

 

*サポーターを募っております。

(秘密基地に関しては、上記のポスター記載の問い合わせ先まで)