わたしと付き合うヨーガ

 

ちょっとこの写真を見て欲しいんです。

 

この写真は友だちのNORIKOさんが撮りました。

 

彼女は、2014年学びの場をともにして以来の心友です。今、2014年と書いて、自分で驚いてしまいました。そう、10年かけて、友情を育んできたのです。

 

あの頃、私は早朝、家族のご飯を作ってから、早い時間の電車に乗って、京都のあるスタジオへ向かっていたのです。その学びはヨーガの真実について、心(しん)の髄まで染み渡るような深い深いものでした。

 

同期の仲間たちは、もっと遠い街から来ていたので、京都にホテル滞在している人もいました。まだ電車で通えるだけありがたかったのです。

 

その講座を修了してからも、私とNORIKOさんは、明石と姫路でわりと近い方だったので、折を見ては会って話をする間柄になっていったのでした。

 

 

彼女と共感し合えるものは多いけれど、私たちのこころの表現方法はそれぞれです。私はわりと言語化して表現することが多いですが、NORIKOさんは言葉は控えめで、いつもカメラを片手に現れて、写真を撮っていました。

 

彼女の写真は、完全なる彼女のこころの目線です。彼女の内に在るものを表していて、言葉などなくてもじゅうぶんです。

 

・・・・・・

 

彼女と私は、ヨーガの情報やポーズの効能のことではなく、いつも自分を含む、家族のことを語り合っていました。

 

知り合って10年も経つと、お互いの家族の形態も変わり、話す内容も変わってきましたが、根底にはいつもヨーガの大切なエッセンスがあったように感じています。

 

友人として、お互いのことを励まし合って、その対話によって、今自分のこころが居る場所を確かめていたのだと思います。

 

 

 

いつも控えめで、自分の意見を相手に押し付けたりしない優しい彼女・・・でも「これだ」という大切なことを伝え続けているからこそ、彼女と生徒さんはクラスの場で繋がり続けているんだと思います。

 

この度、彼女のヨーガ・コミュニテイに加えて頂き、私たちが大切にしてきたヨーガの真髄を深く味わえるような講座を企画いたしました。

 

NORIKOさんが私を信じてくれて有難いし、違う表現者を混ぜてでも、皆さんとともに「学び合い」を深めていきたいという意気込みを感じています。

 

その場のバイブスを感じると、いのちは必ず反応します。だって、私たちは、ニンゲンという生き物だから。

 

迷っておられる方、ぜひご参加くださいね。

 

お会いできることを楽しみにしております。

 

 

朝霧カタツムリ