ソーシャルサポートセンターひょうご様から、親子ヨガ*イベントのご依頼を頂きました。
この話は、カタツムリのサークルメンバーさんが「ヨーガをしたあとの幸せな感覚を、事業所に通ってこられる親子さんに、ぜひ味わってもらいたい!」という想いから、始まりました。
その方は、今から6年ほど前に、ご自身の娘さんと一緒にサークルに参加してくれました。とてもお忙しいので、なかなかサークルには来られませんが、こんな風に想って頂き、一念発起して、勤務先に企画を持ち掛け、まわりの職員さんに協力を得ながら、この機会を創って頂きましたことに、心から深く感謝申し上げます。
彼女とこんな風に繋がりを持ち、時と場を共にできる日が来るとは思いもよりませんでした。
はじめに、 私がどんな風にヨーガと出逢ったのか、なぜ伝えているのか、私自身の経験を混ぜながら、お話しさせて頂きました。
そして、子どもたちは存在そのものがヨーガであり、誰から教えられなくても、自然に自分のいのちを表現している、ということもお伝えしました。
お互いのあるがままを受け入れることが、安心感や心地良さを生み出します。
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他者に対しても、身内に対しても、あるがままを受け入れることは難しく感じると思いますが、まずは自分自身のあるがままを受け入れることです。
それは、我儘とは異なります。あなたのあるがままを受け入れると、他者のあるがままも尊重できるようになるのです。
常に外側に向けている自分の意識の矢印を、あなたの内側に向け、自分自身と対話をし、一つ一つを理解し、整理整頓するのです。
自分という、実はいちばん厄介に感じて、持て余してしまう存在と、上手く付き合えるようになると、だんだんとまわりとの関係性が変わります。
そうした、繊細で時間のかかるプロセスは、一回のヨーガでは理解できないものです。
けれど、始めなければ始まらないし、始めるとちゃんと変わります。自分の中のブロックに気づくことがありますが、それも貴重な学びです。そのブロックが外れると、解放され、楽になります。
(結果を求めると、しんどくなります。「期待せずに行う」ことが大切です。これも練習なんですよ)
そばにいる大好きな人が自分を大切にしていたら、きっと子どもたちはその姿から、自然に学ぶでしょう。ほら、この親子さんの姿のほほえましいこと。
来られた順に、体調や身体のお悩み、ヨーガの経験の有無などお聞きしていたのですが、ヨーガの経験がおありの方で、身体を痛めたことがある方が二人もいらっしゃいました。
何が原因かわかりませんが、そもそものヨーガはおうちでもできるものですし、子育て中は自分だけの時間はなかなか持てない、どこかに通うにしても、継続が難しいという問題があります。
なので、ここで行って頂いたヨーガをこの場だけで終わらせないために、かんたんで無理のない練習シートをプレゼントさせて頂きました。
後から、職員さんから伺った感想の中に、「おうちでもやってみた」「自分の時間が持ててよかった」「自分を大切にしようと思った」「リラックスできた」というお声があったようです。
この企画を実行して下さった、カタツムリメンバーさん、そして、その声に耳を傾け、ご協力いただいた、ソーシャルサポートセンターひょうごの職員の皆さま、本当にありがとうございました。(皆さん、お話しやすくて、すてきな方たちばかりでした)
会場装飾のヨーガねこちゃんがあまりに可愛くて、頂いて帰りました笑 私の部屋の扉に貼っております(^-^)
お土産のオヤツにもほっこり。マーゴたちと仲良く頂きました。
朝霧カタツムリ