最近、なんとなく心に変化を感じていました。
それは、ヨーガの先生という「枠」にはまらずに、ただ一人の人として、社会と関わる経験が増えてきたからだと思います。
そして、そのことが大変深い学びになっていると感じています
私にとって、ヨーガの教えはたからもので、これからも大切な礎であることには変わりはないけれど、ただ一人の人としての、活動の幅は拡がっていくでしょう。それは、自然な流れなのだと思います。
ヨーガは普遍的なものでありながら、残念ながら「ヨガ業界」となって、ヨガにハマった一部の人たちだけのものとなりがちです。
ヨーガはどなたにでもできる「自分を知る術(すべ)」であり、今いるところから始められるものです。とても素朴で、暮らしの中で、歯磨きのように習慣化できるものであり、日々の「自分との語らい」が自身の態度や生き方に影響していきます。
とても大切なことなのに、親も学校も教えてくれないところが残念ですね。
私は「業界」にいるのではなく、ごく普通の人として、現実の社会でいろんな人々と交じり合い、学び合っていきたいです。
そう決めただけで、世界は格段に拡がりました。まだまだ、枠は外せるものなんだなあと、面白く感じています。
写真は、スタッフとして関わった「こどもによる こどものための居場所づくり」の作戦会議の様子です。
*子どもたちのプライバシーを守るために工夫をしています。場の雰囲気が伝わりますように。
「普段は保護者から離れられない子、緊張が高まると声が出てしまう子など参加に際して配慮が必要かなと思う子どもたちもいましたが、当日は全く問題なく、自然と子どもたちの輪に入り、自分の意見を言ったり、言葉に出すのが難しい子は絵や文字にしたり。。。
当財団のユースチームが中心になって、時には徹夜で室内装飾の用意をしたり、当日出席の子どもたちが体調不良になり、色々ありましたが、とても素敵な会議になりました」
【こどもサポート財団より】
子どもたちの意見が素晴らしく、オトナたちは本当に考えさせられました。 ユースメンバーの想いやがんばりにも、胸が熱くなりました。
「ほんとうはちがうのに、そうだろ!!と決めつけられて、かなしかったし、つらかった」
「これは、わたしの実体験なんだけど、今日はみんながわたしの意見を聞いてくれて嬉しかった」
と、お話してくれた子がいました。
前明石市長の泉房穂さんも応援に来て下さいました。この場に着くなり、感動して目に涙を浮かべておられていたようです。
お忙しいにもかかわらず、私たちスタッフに向けて、心のこもったメッセージも送って下さって、感動しました。
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さてさて、ヨーガを伝える人としても、社会の一員としても、家族の一員としても、ただ一人の人として、まだまだ面白い変化を味わえそうです。一年ぐらいたったら、どんなことになっているかしら。
兵庫県を中心に、様々な困難を抱える子どもたちのサポートをしておられます