夏越の大祓によせて

 

「インスピレーションを受けとるYoga」も、三回目になりました。

 

今回は夏越の大祓によせての開催です。大祓は、日本の神道儀式の一つです。

 

・大祓(おおはらえ)は、日本人の伝統的な考え方に基づくもので、清浄な本来の姿を取り戻すものです。

 

「常に清らかな気持ちで日々の生活にいそしむ」よう、自らの心身の穢れや災厄の原因となる諸々の罪・過ちを祓い清めることを目的としています。(神社本庁のホームページより)

 

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人は知らず知らずのうちに、罪を犯しているものだそうです。身に覚えがなくても、どんな人も何かの犠牲の上に、生かしてもらっているものですよね。あらためて、謙虚な気持ちになります。

 

(翌日、私も氏神さまをお詣りしてきました)

 

こちらが会場の中崎公会堂です。季節の花に囲まれています。


 

インスピレーションを受けとる力は、そもそもどなたにも備わっているものです。

 

自分で「これ」が「そう」だと認識していないだけ。

 

日常の中に、埋もれてしまっているのです。

 

この会では、ヨーガを通して、身体と心の禊払いをし、自分の内側に生じてくる本当の声を、それぞれの力で丁寧にすくいあげていく、ということを行います。

 

ヨーガの後の素直な状態で、順子さんのタロットカードをひいてお話しているうちに、あれあれ? 皆さん、涙したり、大切なことを思い出したり、心が洗われたりしました。

 

タロットは、お一人お一人、少し離れたところでマンツーマンで行います。順番をお待ちの間は、夏越の大祓ならではの「水無月」を頂きながら、おしゃべりして、ゆったりと過ごしました。

 

夏越には、水無月というお菓子を食べるのが慣わしのようです。舞子にある「舞の夢」の水無月、もっちりとして美味しかったです。和菓子協会さんが東京の神社でお祓いしてもらった「無病息災」の紙を人数分下さったので、皆さんにお渡しできました。ちょっとしたことが本当に嬉しいし、幸せな気持ちになれますよね。(水無月はプレーンと抹茶あり)


 

穢れとは「氣枯れ」という意味もあるそうです。自分の氣を清浄に保てるよう、ヨーガで身体と心を整え、自分の呼吸を思い出し、残りの半年も無病息災でお過ごしになれますように。

 

みなさん、ほとんどが初めましての人同士でしたが、おなじことに興味関心があるだけで、いろんな話を共有できて、たいへん嬉しかったです。涙あり、笑いありで「楽しかった!」が残りましたね。

 

次回は、師走の大祓によせて、「今年の漢字*来年の漢字」をテーマに、「インスピレーションを受けとるYoga」を開催する予定です。

 

すでに、ご予約を頂戴しております。いい会にできるよう、私たち自身を整えつつ、残りの半年を過ごしてまいりますね。

 

 

朝霧カタツムリ

 

 

写真には写っていないけれど、小さなお客様(にゃんこ)が門の屋根に寝そべっていました。居心地の良い場所は、みんな同じなんだなあ。