オットと結婚して、ただ帰省するだけだった徳島に、語り合えるヨーガの友だちができて以来、タイミングが合えばお茶しています。このご縁を繋いでくれた先生がいるのですが、彼女と会う度に、そもそもの考えが似ていることに気づいて、とても嬉しく思っています。
疑問に思うところ、大切にしていることなど、肝心なところが合っていると、どれだけ間が空いていても、すんなりと会話が始まります。
対話の中で【表面上の言葉】だけを合わせるのは無意味です。どれだけ不器用に感じたとしても、【自分の言葉】で話さなければ、対話は空虚なのです。私は対話をしながら、自分が相手に合わせているのではないか内観しています。それは、自分との対話を常に行っているということです。
自分自身の独自のプロセス（これまで生きてきた道）が大切なのです。それを観るのは自分自身の仕事です。
自身の経験・行動・学び、そして、時間も手伝って思考が熟成します。それぞれの【オリジナル】を交わし合うことに意味があります。すべてが合う訳じゃない。それは当たり前であり、素晴らしいことです。
ヒトは生きものです。関わり合うことで刺激し合い、受け取ったり手放したりしながら、思考やエネルギーの交換をして、自分自身が何であるのかに気づき、真の成長をしていきます。傷つくこともあるかも知れませんが、それも深い学びをもたらしてくれます。
ずいぶん前に、近しい人への不信感がもとで、それまでの交友関係を断ち切ってから、私はもっと広い世界に出ることができました。そして、様々な人たちと深い信頼関係を築けるようになったのは、紛れもないヨーガのおかげです。
今では、かつての出来事や痛みにさえ感謝しています。そして、ヨーガにコミットできた、私の生きようとする力を心から褒めてあげたいです。ヨーガで私自身との信頼関係を結べたからこそ、「今」があります。
真に生きることは、不安や恐怖さえも友だちにして、今此処で「わたし」を生きること。諦めなければ、誰にでも可能性が拡がっています。
私はあなたの力を信じています。
朝霧カタツムリ
* オンラインヨーガもしています。「始めなければ、始まりません」 シンプルに行動してみませんか。