6月21日はT.K.V.デシカチャー先生のお誕生日です。(2017年8月8日にお亡くなりになりました。)
そして、国際ヨーガデーです。
先生のお父さまである、T.クリシュナマチャリア先生が「人々にヨーガを伝える」という道を選択して下さったからこそ、今私たちは何らかのスタイルでヨーガというものに触れることが出来るのです。
デシカチャー先生から学んだ生徒たちは、呼吸と動きを連動させた伝統的な練習法の話もするけれど、それよりも人としての在り方に感銘を受け、そのエピソードの方を多く語られるそうです。(私の先生、J.Brown師が教えてくれました)
ヨーガの練習法は、その人それぞれに合うものでなければ、心地よさが生まれないばかりか、そこから生じる自然の欲求に気づくこともできません。その魂の声に従って、自分という存在がいかなるものであるかに気づければ、自分といういのちへの接し方が変わり、それは周囲への接し方にも変化をもたらすでしょう。
私は、この学びに辿り着くことが出来たことを心から感謝しております。