信頼

 

近頃、あらためて「信頼」について思いを巡らせています。

 

信頼というものは、欲しいと願ったところで、得られるものではないですよね。当たり前だけれど、「あなた」がいて、「わたし」がいるからです。

 

私は、皆さんにヨーガをお伝えするうえで、「わかりやすく」を大切にしています。ですから、皆さんが普段聞き慣れない表現はほとんど使いません。それを心がけるうちに、かつて学んだサンスクリット語の表現を、ほとんど忘れてしまっています。

 

もともと完璧主義の私が、こんな風になるなんて思いもよらなかったのですが、「すべての人にわかりやすく」を大切にしてきた結果、現在の私の伝え方にたどり着きました。

 

とは言え、私を信頼して下さる皆さんのことを想うと、自分自身が信頼に値するのか、自問自答することがあります。そんな時は、大切にしている教えを読み直したり、自分自身の練習を通して確かめたりします。

 

ついこの間、10年ぐらい前のノート(日記と記録)をぱらぱらと読み返してみたら、今皆さんにお伝えしていることと、少しも変わっていませんでした。あの時、私のいのちが「これだ!」と再インストールしたように響いたハートオブヨーガの教え。

 

私は、大切な教えをただただ守るために、ここまで歩いてきたんだなと安堵しました。

 

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私は毎朝お祈りしています。

 

「万物を生み、育んでくれている宇宙の源に心からの感謝を捧げます。目に見えるもの、目に見えないもの、すべてと私は繋がっています。私の内側に注がれた、いのちの力を世のために貢献させてください」

 

これが、私の祈りです。

 

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お互いを信頼できる関係性であれば、直接的であっても、オンラインであっても、起きることは変わりません。起きているのは、魂のやり取りです。

 

私たちが繋がり合えたことに感謝をしています。

 

いつも、本当にありがとうございます。