私の人生において、いくつかの転機がありました。そのうちのひとつが13年前。
そのとき、ヨーガに出逢いました。
その頃から付き合いのある、大切な友だちが病気になり、今日は彼女に会いに出かけました。
身体は長い休養を要するかも知れないけれど、私と話している時の彼女の心の軸足は少しも変わらず、むしろその病からでさえ多くのことを教わって、「元気になったら、この視点を活かして、待ってくれている人にヨーガを伝えていきたい」という意欲を感じました。
これまで休まずに継続してきたクラスはいったん休止していますが、彼女がそこにいるだけでヨーガが顕在化していました。ご家族も彼女に携わる看護スタッフさんにも、彼女の言動を通して自然にヨーガが伝わっていました。
そう、本来のヨーガはそういうものなのです。クラスという枠に収まるものではなく、いのちから自然に溢れ出て伝わるもの.......
私たちは生きているだけで、言語でも非言語でもいつも絶え間なくエネルギーを発しています。
だからこそ、自分自身をより丁寧に整えたいものです。
〈心友へ〉
また、いっしょに美味しいものを食べて、ヨーガの話をしよう。そして、あたらしくヨーガの場を創りましょう。とても良いものを!