心友のヨーガクラスを受けてきました。
マットを持って電車に乗り、誰かのヨーガを受けに行くなんて、何年ぶり?
リュックを膝の上に置いて目を閉じ、回想する小さな旅となりました。
ヨーガを始めたばかりの頃、それまで身を置いていた環境にも、人との関係性にも、まったく希望を見出せず、すべてを手放していったんゼロになりたかったのでした。あの頃、自分の感覚を信じて大きく行動したからこそ、変わることができたんだ、と思います。
彼女とは、おなじスクールの学びの生徒で、たくさんの卒業生の中、今でも付き合いが続いているありがたい存在です。彼女のヨーガを受け取って、私たちの伝え方・表現法は異なるように見えて、やっぱり源はひとつなんだと感じることができました。
*呼吸と動きが連動しており、自然に呼吸が深まるようデザインされた内容であること。
*呼吸が深まると、私たちの心身にどんな効果や気付きをもたらすかがテーマになっていること。
*受け取る相手に答えが委ねられていること。(受取り手を信用していること)
*古から伝わるヨーガの本質がしっかり入っていること。
ヨーガの後、黒豆茶を頂きながら、参加者の皆さんと輪になって、おしゃべりする時間がとても有意義でした。
この日は雨降り。傘をさして、リュックやマットを背負って、ヨーガをしに来るのって、皆さんそれなりに想いがあるでしょう。
そんなに深い意味があるとご自身で認識しておられなくても、なぜ他ではなくヨーガを選んでおられるのか、そこがとても興味い深いと思います。
*私の先生方は「あなたはどうして、ヨーガをしようと思ったのですか。良かったら、話を聞かせてください」と尋ねるのが常でした。
例えば、ある人は、「いったん日常から離れ、自分自身に戻るために」と言うかもしれません。
それなら、絵画でもウオーキングでも良さそうなものですが、ヨーガは他のものと似て非なるものなのです。
ヨーガは数ある〈時間の過ごし方〉のひとつではありません。同じような心身の状態をもたらすものがあるかも知れませんが、ヨーガはさらに深遠な気づきを私たちにもたらしてくれます。
それは、「本当の自分を知る」こと。私たちは、本当の自分を知っているつもりでも、本当には理解していません。それを知る学びとして、ヨーガをすれば、真の豊かさは、外側の情報で自分を満たすことではないとわかるでしょう。魂の成長のために、ヨーガをするのです。
その恩恵を受け取っているからこそ、私たち伝え手はヨーガを伝えているのです。
(友だちのオススメ:ヒンホイさんのカレーランチ。牡蠣がのっていて美味しかった!)
神戸のハタヨーガ mayu yoga : https://mayu-yoga.com