海に面していない県に住んでいる人が海に憧れるように、富士山を身近に感じられる環境にないわたしは、富士山ってどれぐらい大きいのか、ずっと興味がありました。
関東方面に行く知人がいたら、必ず「富士山見えた?」と聞いていたような気がします。
今まで何回かはるか彼方にその姿を見たり、旅の車窓から雲に隠れた姿を見ても、本当にはその大きさの実感がわかなくて、いつか登ってみたいなあと思い続けていました。
やっぱり
やっぱり
富士山はとてつもなく大きかった。
月が
星が
いつもよりぐっと近くて
明け方の地平線を見て、地球も星だー!と実感できた日。
写真も撮ったけど、肉眼で見るほうがずっと美しくて
じんと目頭熱くなる体験でした。
行きのバスでは、みんなそれぞれに日常を背負っていて、お互いの距離があったのに、帰りのバスでは同じことを体験した仲間になっていました。
「さようなら」の一言でさえ、柔らかかった。
わたしが人間をいとおしく感じる理由なのかも。
呼吸は本当にワタシを支えてくれた。
そして、普段から小さな「やりたい」を、失敗を恐れずに「やってみる」と、どんどん夢実現のスピードが上がっていくように感じています。
たくさんの面白い発見を、またヨーガのクラスでお話ししますね。
朝霧カタツムリ